日本の歴史上、様々な偉人を輩出していますが、後にも先にも、このような伝承が許される人物は一人しかいないでしょう。
「弘法大師空海は、時のミカド、嵯峨天皇から高野山(こうやさん)での開創の許しを得て、一路高野山を目指していた。途中、交野(かたの)の観音寺にて宿をとっていると、枕元に仏様が現れた。その仏様を探し、交野の山中にある獅子窟寺(ししくつじ)に辿りつくと夢で巡り合った、仏眼仏母尊を見出した。そこで、近くの岩穴で仏様に祈りを捧げうると、麓の星田村の三ヶ所へ星が落ちてきたのだ。その場所が今日の、星田妙見宮、光林寺、星の森の三ヶ所であり、空海が星を呼んだのが、今から1200と1年前のことである。」
こんな言い伝えや伝承を私たちまで残してこられた、空海さんのスター性は素晴らしいものがあります。
ちなみに、交野のシンボルである交野山(こうのさん)は読み方を一時変えると、こうやさん、つまり高野山と同じになります。また、不思議なことに、時系列を読み解くと、弘法大師空海が星を降らせた7月23日は、嵯峨天皇から高野山での開創を許され、高野山へ帰っている途中にあたるのです。
さて、西暦でいうと弘法大師空海が星を交野ヶ原に降らせたのが、816年であり、今から1200年前なんです。
あれ、ピンと来た方はいらっしゃいますか? そうです。2016年に大ヒットした「君の名は。」で物語の主題となる、隕石の落下も1200年周期だったんですよね。 もしかすると、ここには何か天空の地上絵に関わるミステリーが隠されているのではないか。
そういえば、正月にテレビ朝日で「君の名は。」が放映されるようですよ。
私は、DVDを確認しました。
泣きましたよ。なんというんでしょう、相反する二つの間のゆらぎ、それは、男女であり、過去と今であったり、神秘と現実であったり、学生と社会人であったり。
そういった間の揺らぎを絶妙なバランス感覚で描いています。私の信頼する映画評をリンク貼っておきましょう。
実は、この「君の名は。」の作品、交野ヶ原と関わりが深いと言われています。
ひらかたつーしんの記事をリンク貼っておきますがこれよりも深く、ディープに入っていくこともできるんですよ。
http://www.hira2.jp/town/pp-yourname-20170812.html
弊プロジェクトはさらにその先を、ブログで取り上げようと思います笑